皆さんは、Apple TVをご存じでしょうか?
「Apple TVって、動画を見るためだけのものでしょ?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん動画も見ることができますが、できることはそれだけではありません。
Apple TVは、教員の方にこそ強くおすすめしたいと思っています。
僕は、学校と自宅の両方でApple TVを使用しています。
購入してから、以下のようないいことがありました。
- 子どもたちの反応が良くなった
- 意見の共有が簡単にできるようになった
- 授業準備が削減された
この記事では、【授業の幅が広がる】Apple TVができること!教師におすすめする理由について解説していきます。
では、早速、行きましょう!
【授業の幅が広がる】Apple TVができること!教師におすすめする理由とは?
Apple TVは、iPhoneやiPadの画面を簡単に映し出す(ミラーリング)ことができます。
Wi-Fi環境は必要ありません。そして、無線で出力できます。
例えば、以下のような活動に使用しています。
- 児童のノートを提示
- 拡大表示して情報を共有
- 保存しておいた動画を視聴する
- 教科書の図や表を表示
- ふり返り活動
- CDを使わなくても音楽を流せる
- アプリケーションの利用
児童のノートを提示
iPadで児童のノートを撮影し、Apple TVを使って、テレビ画面に表示させることで、児童の考えを素早く提示できます。
テンポよく次々と表示することができるため、よりたくさんの児童の考えを全体で共有することが可能になります。
写真を保存しておけば、前時の振り返りも簡単に行うことができます。
また、児童のノートに書き込みしながら説明・発表することも可能です。
拡大表示して情報を共有
プリントやワークシートは、iPadのスキャナアプリなどで撮影しておき、Apple TVを使って、テレビ画面に拡大表示させます。
児童は、ワークシートに書き込む一などをテレビで確認できるので、とてもわかりやすいです。
操作はすべてiPad上で行うので、拡大や移動も指で簡単にできます。
「先生、さっきの答えをもう1回、映してください!」なんて、声にもすぐに対応できます。
マークアップや、goodnote5アプリなどを使いこなせば、さらに便利です!
保存しておいた動画を視聴する
「動画保存アプリ」や「iPadの画面録画」などであらかじめiPadに動画を保存しておき、授業中にApple TVを使って、動画をテレビ画面に流すことも可能です。
これなら、教室のパソコンやインターネットの不具合などは一切気になりません。
教科書の図や表を表示
教科書全体ではなく、図や表だけを見せたい!というときにも便利です。
授業中に「この図を前で映したい!」と思ったその時に、写真を撮り、Apple TVを使ってテレビ画面に表示するだけです。
事前に拡大印刷して、黒板に貼る手間は、一切なくなります。
ふり返り活動
国語のグループ発表や、体育の跳び箱などを動画に収めておけば、実際に自分の様子を確認できるので、効果的なふり返り活動ができます。
CDを使わなくても音楽を流せる
AirPlayを使えば、iPadやiPhoneから流す音楽を教室にあるテレビから大音量で流すことができます。
曲を探すことや曲の途中から再生することも簡単に行えます。
アプリケーションの利用
Apple TVは、iPad上の画面をミラーリングすることができるので、アプリケーションをうまく使いこなせば、授業の幅はさらに広がります。
僕が良く使うのは、以下のアプリ。
- ロイロノート
- goodnote5
- Googleマップ
ロイロノートを使っている学校なら、Apple TVは必須です!
Apple TVができること!自宅でも大活躍!
Apple TVは、学校だけでなく、自宅でも大活躍してくれます。
- 動画を視聴できる
- 音楽が聴ける
- ゲームができる
以下で、詳しく解説します!
動画が視聴できる
皆さんがご存じの通り、Apple TVでは、様々な動画を視聴することができます。
アプリをApple TVにインストールすることで見れる動画の幅が広がります。
Apple TVが対応している主な動画配信系アプリは以下のとおり。
- YouTube
- Amazonプライム・ビデオ
- Netflix
- Hulu
- dTV
- dアニメストア
- U-NEXT
- AbemaTV
- DAZN
- FODプレミアム
- ビデオパス
- バンダイチャンネル
ここまで多くの動画配信サービスに対応している機器は中々ありません。
「映画やドラマをとにかく高画質で観たい!」という方には、間違いなくおすすめでしょう。
音楽が聴ける
Apple TVは、音楽を聴くことができます。
Apple TVに対応している代表的な音楽ストリーミングサービスは、以下の3つ。
- Apple Music
- Spotify
- Amazon Prime Music
家の中で音楽を聴いたり、歌詞を大画面で見たい方は、Apple TVを使って音楽を聴くのもいいのではないでしょうか。
ちなみに、Spotifyやポットキャストなどでラジオを聴くことも出来ます!
ゲームができる
Apple TVは、ゲームアプリも数多くラインナップされています。
以下のようなゲームがあります。
- ミニオンラッシュ
- FINAL FANTASY XIII
- ソリティア
- LEGO® City game
- クロッシーロード
- 2048
- ナンプレ – 数独
- League Star Bowling
お子さんがいる家庭でも、Apple TVがあれば、ゲーム機を買う必要もありません。
また、スクリーンタイムの機能を使えば、21〜8時はゲームをしないとか、『ゲームは1日1時間』というような設定も可能です。
プレイするゲームによっては「iOS対応コントローラー」があれば快適です。
本当にApple TVは必要か?
これまで、Apple TVでできることを解説してきました。
しかし、学校で使う用途としては、ほとんどがミラーリング機能のため、本当にApple TVが必要なのか?と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、ミラーリングを頻繁に使いたい人は必要です。
世界が変わります。
実際に、iPadやiPhoneの画面をミラーリングする機器は、Apple TV以外にもたくさんあります。
僕は、Apple TVを購入する前は、HDMI変換ケーブルとHDMIケーブルを使って、ミラーリングしていました。
ミラーリング自体には問題ありませんが、いちいち線をつながないといけないのが、ややストレスでした。
ストレスなく、そして安定したミラーリングを可能にするには、やはりApple TVが必要といえます。
【授業の幅が広がる】Apple TVができることのまとめ
Apple TVは、安定したミラーリングが可能なため、以下のような使い方ができることが分かりました。
- 児童のノートを提示
- 拡大表示して情報を共有
- 保存しておいた動画を視聴する
- 教科書の図や表を表示
- ふり返り活動
- アプリケーションの利用
他にも、動画を見たり、ゲームをしたりすることも出来ます。
Apple TVを手に入れて、授業の幅を広げましょう!
そして、目指せ定時退勤!
すぐに行動に移せるかどうかで、あなたの未来も子どもたちの未来も変わってきます。
少しでも皆さんの教師人生のお力になれたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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以下の記事に詳細を載せていますので、ぜひご覧ください!
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