今回紹介する本は、「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」です。
この本は、私がまだ教師になったばかりの頃に、先輩の先生から頂いた本です。
当時は、本を読む余裕すらありませんでしたが、この本だけは、よく読んでいました。
この本を読んで、クラスのこと、職員室のことをたくさん学ぶことができました。
「もっと仕事ができるようになりたい!」と思っている人に、おすすめの一冊です。
「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」の著者は西川純さん
「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」は、西川純さんという人が書いた本です。
現在は、上越教育大学で『学び合い』を研究されています。
全国に『学び合い』を広めるため、講演や多くの執筆活動をされています。
「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」に載ってある3つのこと
本書には、以下の3つのように、教師に必要な仕事のノウハウが載ってあります。
- クラスがみるみるまとまる授業のルール
- 人間関係がうまくいく職員室のルール
- 短時間で成果が上がる仕事のルール
日常的に起こることや、よくある悩みなどが書かれているので、イメージしやすく、本が苦手な人でも読みすすめることができます。
①クラスがみるみるまとまる授業のルールが載ってある
本書では、今すぐに実践できるクラスをうまくまとめる方法が、たくさん載ってあります。
当時、1年目だった私もこの本に載ってある以下の章を読んで、実践していました。
- できる教師はどこをみているか?
- 不意の発言の受け止め方
- 授業に集中させる効果的な方法
- 授業の最高の上達法
実践の中には、単に方法だけが書いてあるだけなく、子どもたちとの細かいやり取りがセリフで具体的に書かれています。
今でも、子どもたちとの関わりの中で悩んだときや迷ったときは、本書を開いて参考にしています。
そして、実際にその場面に直面したとき、この本に書いてあったことを思い出して、子どもたちと関わります。
すると自然に、クラスがうまくまとまっていきました。
②人間関係がうまくいく職員室のルールが載ってある
本書には、人間関係がうまくいく職員室のルールが載っています。
例えば、以下のような内容です。
- ウマが合わない偉い人との付き合い方
- 事務の人と仲良くなろう
- 酒席の作法
あまりこういった内容が書かれている本を見かけないので、とても勉強になります。
職員室での人間関係が良くなれば、仕事がはかどり、毎日が楽しくなります。
ちょっとしたことですが、意識するのとしないとでは大違いです。
③短時間で成果が上がる仕事のルールが載ってある
本書には、以下のような短時間で成果が上がる仕事のやり方が載ってあります。
- 「忘れない」ためのツールを使おう
- 書類は4つに分類できる
- 手の抜き方を見極めましょう
- すぐ捨てることの大事さ
教師の仕事は、数えきれないほどの多さです。そのため、いかに少ない労力で成果を上げるかということが大切になります。
全ての仕事に力を注いでいた私も、本書を読んでから、仕事によって力の入れ方を考えるようになりました。
不思議なことに、全てを全力でやっていた頃よりも、仕事がうまくいくようになりました。
私の仕事に対する考え方は、この本からの影響がとても大きいです。
以上の3つの内容以外にも、以下の内容などが載ってあります。
- 良い関係を作れる保護者対応のルール
- 子どもに信頼される学級経営のルール
- 若いうちに知っておきたい出世のルール
みなさんも、ぜひ本書を手に取り、ご覧になってみてください。
「なぜか仕事がうまくいく教師の7つのルール」に載ってある3つのことのまとめ
本書には、以下の3つのように、教師に必要な仕事のノウハウが載ってあります。
- クラスがみるみるまとまる授業のルール
- 人間関係がうまくいく職員室のルール
- 短時間で成果が上がる仕事のルール
クラスがうまくいくようになりたい!仕事がもっとできるようになりたい!
そう思っている人は、ぜひ本書を手に取り、ご覧になってみてください!
少しでも皆さんの教師人生のお力になれたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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