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【学級経営】子どもたちを繋ぐために行った、たった1つのこと。

こう
こう
こんにちは!小学校教員のこう(@kosensei8)です!

教師として、学級経営はとても大切です。

そして、学級経営には子どもたち同士の繋がりが必要不可欠です。

そこで、この記事では、子どもたちを繋ぐために行った、たった1つのことについて書いていきます。

僕は今年一年間、このやり方で子どもたちを繋いで、クラスをまとめてきました。

こう
こう
ぜひ最後までお付き合いください!

子どもたちを繋ぐために行った、たった1つのこと。STEP①

結論からから言うと、子どもたちを繋ぐために行ったことは、

休み時間に子どもたちと一緒に遊ぶ」

ことです。

特に1学期は、ほぼすべての休み時間に子どもたちと一緒に遊んでいました。

一緒に遊ぶ目的は、以下の5つです。

  1. 子どもたちの心を掴むため
  2. 子どもたちの素顔を見るため
  3. 子どもたちの友達関係を見るため
  4. 子どもたち同士を繋ぐため
  5. 有意義に遊べるようにするため

この5つは主に1学期に行ったことです。

以下で、一つ一つ詳しく説明していきます。

①子どもたちの心を掴むため

先生と休み時間に遊ぶことは、子どもたちにとっては嬉しいことです。

私の学校では、あまり外に出て遊ぶ先生方がいなかったこともあり、子どもたちはとても喜んでくれました。

ただし、外で遊ぶだけではなく、中で遊んでいる子もいるので、偏りがでないようにしました。

こう
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教室で読書をしている子もいるので、隣に座って一緒に読書をすることもありました。

1ヶ月もたたないうちに、ほとんどの子どもたちが心を開いてくれました。

②子どもたちの素顔を見るため

教室の中だけの関わりでは、中々子どもたちの素顔を見ることができません。

しかし、遊びの中では、得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことなどが徐々に見えてきます。

それらの素顔を普段から見ていると、「今日は元気がないな?」といったことに気付くことができるようになってきました。

③子どもたちの友達関係を見るため

子どもたちの友達関係を見ておくことは、学級経営においてとても大切です。

特に意識して見たことは以下の2つです。

  • クラスの誰と遊んでいるのか
  • 子どもたちの力関係はどうか

クラスの誰と遊んでいるかは、数回一緒に遊べば分かります。

誰と遊んでいるかを把握しておけば、昨日まで一緒に遊んでいた子が、別のグループで遊んでいたときに、「何かトラブルあったかな?」と気付くことができます。

こう
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もちろん、何もなければそれでいいですけどね!

もう一つは、子どもたちの力関係です。

集団で遊んでいると、遊びを仕切っている子がいます。それに合わせている子もいます。

仲良く遊べているかどうかを見ながら、子どもたちの力関係にも目を向けるようにしていました。

こう
こう
力関係が強いと、いじめにつながることもありますからね。

④子どもたち同士を繋ぐため

新年度当初、子どもたちは関係性ができていません。

そのため、教室で一人になってしまう子も少なからずいます。

仲間関係ができていないうちに、子どもたち同士で、一人でいる子に声をかけることは、かなりハードルが高いことです。

そのため、僕がつなぎ役として、「今日はみんなとサッカーをしに行くけどAさんも一緒にどう ?」と誘っていました。

雨の日は一緒にババ抜きをすることもありました。

こう
こう
大人でもそうですが、一緒に遊んだときに気持ちが開いていくことってありますよね!

⑤有意義に遊べるようにするため

子どもたちが休み時間が大好きです。

しかし、トラブルの多くは休み時間に起こります。

もちろん、ときには子どもたち同士でぶつかることも大切ですが、休み時間なので楽しく遊ぶことが一番です。

例えば、チームを決めるのに時間がかかっているときは、「出席番号の奇数と偶数で分かれてみたら?」と横からボソッと提案します。

こう
こう
チーム分けって結構揉めますよね(笑)

せっかくの休み時間なので、有意義に楽しく遊んで欲しいという思いです。

初任教師が子どもたちを繋ぐために行った、たった1つのこと。STEP②

STEP②では、徐々に子どもたちだけで遊べるようにシフトチェンジしていきました。

その名も、「最初の10分だけ遊ぶ」です。

子どもたちだけで大丈夫そうなら、3分程度で抜けるときもありました。

そして、徐々に行く回数も減らしていきました。

しかし、ここが一番難しいところです。

実際に、行く回数を減らしたことで、トラブルも起こりました。

そのトラブルとは、「誰がボールを持って帰るか問題」です。

その名の通り、一緒に遊んでいたメンバーの中で、誰がボールを持って帰るか揉めていたのです。

「最初の10分だけ遊ぶ作戦」を実行していた僕は、そのトラブルに気付かず、しばらく経ってから、気付くことになりました。

こう
こう
「最初の10分だけ遊ぶ作戦」の穴でしたね…

初任教師が子どもたちを繋ぐために行った、たった1つのこと。STEP③

3学期にもなると、子どもたちだけで楽しく遊べるようになりました。

STEP③は、「外から見る」だけです。

以前のトラブルの反省として、たまには一緒に遊んでいましたが、それでもほとんど子どもたちだけで遊んでいました。

たまに、教室でフラフラ遊んでいる子と一緒に「パトロール行くか!」といって、みんながどこで遊んでいるかを見に行くこともありました。

一緒に思いっきり遊びたい気持ちもありますが、子どもたちだけで仲良く楽しく遊べることが一番大切です。

こう
こう
嬉しい気持ちもありますが、ちょっぴり寂しい気持ちもありますね~

初任教師が子どもたちを繋ぐために行った、たった1つのことのまとめ

  1. 休み時間に子どもたちと一緒に遊ぶ
  2. 最初の10分だけ遊ぶ
  3. 子どもたちだけで遊ぶ

以上のように、3つのSTEPを経て、子どもたちは遊ぶときだけでなく、教室でも学習のときでも、友達と協力して楽しく過ごせるようになりました。

ここまで読んでくださった人は、もしかすると「ここまでしないといけないのか?」と思ったかもしれません。

おそらく、経験のある先生なら、ここまでしなくても、授業で子どもたちを惹きつけ、教室の中で子どもたちを繋ぐことができると思います。

それは、私の今後の課題であり、もっと勉強していかなければならないことだと確信しています。

あくまでも僕が行った、一つの方法として、とらえて頂ければ幸いです。

つたない文章でしたが、最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

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