まずは、2020年度、本当にお疲れさまでした。
1年間、楽しく過ごせた人もいれば、しんどかった人もいると思います。
今回は、私自身の1年を振り返って感じたこと。教師にとって大切なこと。という、かなり抽象的な記事になります。
有益な情報ではないので、さらっと最後まで読んで頂けると嬉しいです。
小学校の教師として、1年を振り返って感じたこと。
- 不安が、子どもたちに伝わる
- 楽しいが、子どもたちに伝わる
- イライラが、子どもたちに伝わる
- 心の余裕が、子どもたちに伝わる
- ごめんが、子どもたちに伝わる
- 愛情が、子どもたちに伝わる
不安が、子どもたちに伝わる
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今年度は、休校からのスタートでした。
担任歴が浅い私にとっては、日に日に不安感が押し寄せ、何度も何度も学級開きのシミュレーションをしていました。
休校明けの子どもたちには、元気がなく、言葉数が少なかったように感じました。
今から思えば、それは私自身の不安が、子どもたちにも伝わっていたからだと思います。
楽しいが、子どもたちに伝わる
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休校明けは、のんびりする間もなく、急ぎ足で学習を進めていました。
私自身、コロナ禍により、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていました。子どもたちも同じだったと思います。
そんな中、できるとことと言えば、子どもたちと休み時間にとにかく楽しく遊ぶこと。
この時間が1日の中で、一番心が落ち着き、楽しい時間になりました。
「今年は、この休み時間で学級経営をしよう」そう決めた瞬間でもありました。
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休み時間に一緒に楽しんでいると、子どもたちも楽しそうに遊んでいました。
楽しく授業をしていると、子どもたちも楽しく授業を受けていました。
教師の楽しいは、確実に子どもたちに伝染していました。
イライラが、子どもたちに伝わる
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楽しい日々が、1年間ずっと続くわけではなく、時には問題も起こりました。
子どもたちが集団で過ごす中で、問題は必ず起きるもので、それは成長につながるとても貴重な経験になります。
そう頭の中では分かっているつもりでも、どこかで歯車が狂ってしまい、イライラする気持ちが芽生えていました。
クラスの中のたった数人の問題なのに、そっちに気を取られてしまう。
休み時間も放課後も。
それ以外の頑張っている子たちに、時間をかけてあげられない。
それが歯がゆくて、イライラしていました。
もしかすると、子どもたちの声かけも強くなっていたかもしれません。
そんなイライラは、確実に子どもたちに伝わっていました。
「このままではいけない」
心の余裕が、子どもたちにも伝わる
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「心は熱く、頭は冷静に」
この言葉は、僕が学生時代の恩師に言われた言葉です。
もちろん子どもたちのために、やれることは全てやってあげたい。
しかし、それを全てやっていては、いくら時間があっても足りない。
とにかく、定時の5時をデットラインとして、それまでに仕事を終わらせることを徹底しました。
心に余裕が出てくると、子どもたちに対する接し方も変わってきます。
子どもたちが失敗したときでも、すぐに叱るのではなく
「何があったの?」
と尋ねる。
そんなことは、全ての教師が知っています。
しかし、心の余裕がないときは、分かっているのに、頭ごなしに叱ってしまう。
そんなことはしたくない。
心の余裕が自分自身の行動を変え、子どもたちにも伝わっていました。
ごめんが、子どもたちに伝わる
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子どもが失敗するように、大人も失敗します。
教師が素直に謝ることは、とても大切なことだと実感しました。
その失敗を受け止め、笑いに変えてくれた子どもたち。
子ども同士で、「ごめん」と言い合える子どもたち。
教師のごめんは、子どもたちにも伝わっていました。
愛情が、子どもたちに伝わる
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素晴らしい実践をしているわけでもなければ、テクニックがあったわけでもありません。
素直な子どもたちになって欲しくて、素直に接してきたことが伝わった1年でした。
もしかしたら、今までで一番カッコ悪かった先生だったかもしれません。
先生「このワークシート作るのに2時間もかかってん!」
子「あ、ありがとう!先生!」
先生「根拠に対する理由って、この記述であってるよね、、、?」
子「あってるよ!先生自信もって!」
そんな私と一緒に成長してきた子どもたち。
「人生で一番笑った1年だった」と言ってくれました。
子どもたちに対する愛情は、確実に子どもたちにも伝わっていました。
おわりに
1年を通して感じたことは、やはり、子どもたちに愛情を持って接することが、一番大切なことだということです。
そして、教師の気持ちは、必ず子どもたちに伝わっているということを改めて感じました。
しかし、現実的には、業務量が増え続け、教師として一番大切な「子どもと向き合う時間」が少なくなっています。
その「子どもと向き合う時間」を確保するためにも、仕事効率を上げて、業務を改善していかなければなりません。
少しでも、私たち教師が、働きやすくなれるように、今後も発信を続けていきます。
皆さんが、幸せな教師人生を過ごせるように心から応援しています。
明日からも、共に頑張っていきましょう。
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